過去6年間のケアマネジャー試験の、保健医療分野における疾病別の出題率についてまとめているページとなります。
重要度別にデータをまとめていますので、受験にお役立てください。
なおこの記事では疾患名のみの記載となりますので、疾患の詳細等については別ページをご覧ください。
最重要 高出題頻度
疾患名 | 第26回 | 第25回 | 第24回 | 第23回 | 第22回 | 第22回再試 | 第21回 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
認知症 | 設問 | 設問 | 設問 | 設問 | 設問 | 設問 | 設問 |
褥瘡 | 設問 | 選択肢 | 設問 | 選択肢 | 選択肢 | ||
骨粗鬆症 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | |
糖尿病 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | |
老年期うつ病 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | 設問 | 選択肢 | ||
フレイル | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 |
上記の表から、特に認知症や骨粗鬆症、糖尿病については非常に高い頻度で出題されていることが分かります。
褥瘡を疾患と呼べるかはいったん置いておいて、認知症に次ぐ設問としての出題が多いことにも注目する必要があります。
基本的に上記の6つの疾患については、必ず試験前までに症状や原因、特徴をまとめておきましょう。
重要 2~3年に1回程度の出題頻度
疾患名 | 第26回 | 第25回 | 第24回 | 第23回 | 第22回 | 第22回再試 | 第21回 |
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インフルエンザ | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | |||
脳卒中 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | |||
心不全 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | |||
アルコール依存症 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | |||
パーキンソン病 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | |||
メタボリックシンドローム | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | ||||
狭心症 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | ||||
変形性関節症 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | ||||
COPD | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | ||||
大腿骨頸部骨折 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 | ||||
心筋梗塞 | 選択肢 | 選択肢 | 選択肢 |
2~3年に1回程度の頻度で出題されている疾患は上記の11疾患です。
注目してほしいのが、脳・神経系疾患、呼吸器疾患、心疾患、骨・関節の疾患の出題が多い点です。
泌尿器疾患や皮膚疾患、消化器系疾患などと比べこれらは出題率が高い傾向にあるため、特定の疾患に限定せず優先して学習を進めていきましょう。
やや重要 6年間で2回程度の出題頻度
疾患名 | 第26回 | 第25回 | 第24回 | 第23回 | 第22回 | 第22回再試 | 第21回 |
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統合失調症 | 選択肢 | 選択肢 | |||||
気管支喘息 | 選択肢 | 選択肢 | |||||
腸管出血性大腸菌感染症 | 選択肢 | 選択肢 | |||||
結核 | 選択肢 | 選択肢 | |||||
疥癬 | 選択肢 | 選択肢 | |||||
慢性腎不全 | 選択肢 | 選択肢 | |||||
薬疹 | 選択肢 | 選択肢 | |||||
心房細動 | 選択肢 | 選択肢 | |||||
てんかん | 設問 | ||||||
深部静脈血栓症 | 選択肢 | 選択肢 |
6年間で2回程度出題されているのは上記の10疾患です。
てんかんについて出題頻度こそ高くないものの、設問として出題されたことがあるため今後の試験でも警戒が必要です。
これら以外にも出題されている疾患は数多くあります。
出題頻度が高い疾患から重点的に覚えることはケアマネジャー試験合格のための定石ではありますが、毎年必ず出題頻度が低い疾患に関する選択肢も出題されていることも必ず念頭に置いて偏りなく勉強を進めていく必要があります。
とはいえ、出題頻度の高い疾患に関する知識が曖昧だと失点のリスクも高まるため、試験間近となったときに再度確認しケアレスミスを出さないよう準備しておきましょう。
皆さまがケアマネジャー試験に合格できるよう、祈願しております。