「今日は仕事が終わった後に勉強する!」
と朝意気込むものの、仕事が終わればその疲れから思うように勉強できない…なんて経験をしたことはありませんか?
筆者も仕事後に資格試験のための勉強をしようとするも、1日の疲れで全然やる気が出ないなんてことが何度もありました。
こうしてwebサイトの作成を行なっている今も、なかなか出ないやる気と格闘しながら日々更新を行っています。
そこで今回は、仕事後にやる気を奮い立たせて勉強することができるような解決方法をご紹介します。
やぴぃと一緒にやる気スイッチをオンにして頑張ろっ!
やる気の正体
そもそも「やる気」とは一体何でしょうか。
なんとなく分かっているつもりでも、やる気って何?と聞かれると具体的なことは説明しづらいですよね。
やる気とは、心理学的には「自身で積極的に物事を成し遂げようとする欲求や気持ち」のことを言います。
「やる気がある」とは、自身で積極的に物事を成し遂げようとしている状態であって、「やる気がない」とは、その逆の状態であると言えます。
さらに掘り下げると、この「やる気がある状態」というのはセロトニンやドーパミンといった脳内物質が十分に作られている状態です。
つまりこれらの脳内物質がやる気の正体であり、どうやったら分泌されるようになるのか知ることがやる気スイッチオンの近道となります。
疲労とやる気の関係
脳内物質の分泌がやる気に関わるという紹介をしましたが、実は脳の疲労により分泌が不足することが知られています。
そのため仕事などで精神的に負担を感じると脳が疲れてしまい、仕事後に勉強をしようと思ってもやる気が出なかったりするのです。
では仕事後でも勉強のやる気が落ちないようにするためにはどうすればいいのでしょうか。
やる気は習慣によって多くは解決する
やる気が出ないときに、自分を奮い立たせてやる気を出すということは実は非常に難しいことです。
それもそのはず、疲労の回復といえば休息が最も有効です。
それは脳の疲労も同様で、やる気が出ない状態の脳で頑張ってやる気を出そうにも、十分に出すことができません。
そのため今現在の疲れた脳でやる気を出す方法を試すよりも、脳が疲れにくくなるような“脳づくり”に着目することをおすすめします。
疲れにくい脳は、普段の生活習慣で作ることができます。
それでは具体的に、どのような習慣が脳を疲れにくくしてくれるのでしょうか。
いくつかご紹介していきましょう。
睡眠時間の確保
睡眠時間は脳の疲労に非常に大きくかかわってきます。
ペンシルベニア大学の研究によると、6時間睡眠を14日続けた場合、1日徹夜した状態と同じくらいまで脳が疲労することが報告されています。
つまり睡眠時間を十分に確保していない人は、常に脳が疲れている状態で仕事や勉強に臨んでいることになります。
これは一時的な脳機能の低下であるため、睡眠時間を十分に確保するだけで脳が疲れにくい状態まで回復することができます。
睡眠が足りていない自覚がある人は、ぜひ寝る時間などを見直してみてはいかがでしょうか。
筆者の体感としても、眠さを我慢して長い時間勉強を頑張るよりも、睡眠時間を改善して短時間で集中して勉強に臨んだほうが良い結果が得られることが多いです。
食生活の改善
食事は脳の状態に大きな影響を与えます。
食事中の「一定のリズムで噛む」動作は脳内物質の分泌を促し、脳の状態の改善につながるとされています。
また、偏った食事内容は脳内物質が作られにくくなる可能性があります。
特にビタミンB群の不足は、脳内物質の元となる成分が作られづらくなるため、脳に疲労を感じやすい状態となるでしょう。
ただ、ビタミンB群は他の栄養素と関連して働きを高めるため、バランスの良い食事を心がけたほうが疲れにくい脳づくりにはより効果的です。
こまめな休憩
仕事上難しい人もいるかもしれませんが、こまめな休憩は脳の疲労を和らげ、完全に疲労が溜まった状態となることを防ぐ効果があります。
近年では、「20分程度昼寝をすることが疲労回復につながる」といった研究結果も発表されました。
短時間の昼寝は夜の睡眠の妨げになることもなく、脳の疲労が軽減された状態で仕事を終える可能性が高まるため、仕事後に勉強を行うことが多い人はぜひ取り入れてほしい習慣です。
昼寝を取り入れることが難しい人は、目をつぶって肩の力を抜き、ゆっくり呼吸をすることを1日5分程度取り入れてみてください。
これも脳のリラックス効果が期待でき、習慣的に行うことにより脳の疲労が多少軽減できるかもしれませんよ。
適度な運動
日常生活に適度な運動を取り入れることは、集中力に関わる脳内物質の分泌を促します。
日光を浴びている時間も脳内物質の分泌に関わると言われているため、できれば外での有酸素運動がおすすめです。
運動量としては1日20分程度、早歩きを行うくらいで十分効果が期待できます。
通勤の時間やちょっとした移動時に早歩きを意識してみると、運動の時間を新たに確保しなくてもよいため見直してみてはいかがでしょうか。
生活習慣を変える余裕なんてない!という人には
ここまでは生活習慣が脳を疲れにくい状態にし、やる気が出ない状態に陥ることを防ぐという話をしてきました。
イメージとしては、「硬くなって押しづらいやる気スイッチのボタンのメンテナンス方法」といったとことでしょうか。
ただ実際のところ、生活習慣はなかなか変えられないのですよね。
「頭で分かっていても実践するのは難しい」
という意見には筆者も強く頷きます。
そこで、ここからはやる気が出ない場面でも強制的にやる気を奮い立たせる方法について解説していきましょう。
イメージとしては、「硬くなったやる気スイッチを強引に押して起動する方法」といったところでしょうか。
いわば疲れた脳に喝を入れるような荒療治となります。
栄養ドリンクを飲む
…なんでやねんっ!といった言葉が聞こえてきそうですが、最も手っ取り早くやる気スイッチを強引に押す方法は実は栄養ドリンクを飲むことです。
ここで注意したいのが、栄誉ドリンクであって、高カフェイン飲料やエナジードリンクではないことです。
高カフェイン飲料やエナジードリンクより栄養ドリンクが優れているのは、様々な成分が「バランスよく」含まれている点です。
このバランスというのが大事であって、例えばカフェイン量が突出して含まれていたり、糖類が多かったりする飲料は、効能が切れたときの集中力低下を感じやすくなります。
それに、何より長期的に見て身体には良くないですからね。
栄養ドリンクには様々な種類がありますが、基本的に無理やりやる気スイッチをオンにしたい場合には「カフェインが含まれているもの」を選ぶことがおすすめです。
ただし夜遅くに飲む場合には睡眠に影響が出る場合もあるため、場合によってはノンカフェインを選ぶのもいいでしょう。
さらに、栄養ドリンクを買ったという、いわば「課金行為」はゲームの課金によく似ています。
課金したからにはやらなければ、という精神状態に無理やり持っていくことができます。
お財布事情には優しくありませんが、カフェで勉強するよりコスパに優れているため週に1回または2回程度、本気で勉強したいといった日に試してみてはいかがでしょうか。
12時間掛けて効果とコスパで栄養ドリンクをひたすら比較した結果、やぴぃのおすすめはチョコラBBローヤル2でしたっ!
1.5倍速で動く
仕事も終わってご飯も食べ終わって、いざ、勉強を始めようとしても身体が重くてやる気が出ない…といったときは、すぐに立ち上がり何かの作業を1.5倍速で行ってください。
なんでも構いません、とにかく素早く動くことが重要です。
この作業を5分~10分程度行った後、勉強に取り組もうとしてみてください。
作業前と比べると、いくらかやる気が湧いている感覚が得られる人も一定数いるかと思われます。
これは、素早く動くことにより脳内物質の分泌が刺激され、一時的にやる気スイッチがオンになりやすい状態となるためです。
筆者もwebサイトの更新作業や勉強をする際には、なるべく家事をハイスピードで行ってから取り組むようにしていますが、家事をしない日と比べると集中モードに短時間で入ることができるような感覚が得られています。(個人の体感です。)
また栄養ドリンクを飲むのと比べると低コストで行うことがメリットです。
しかし、そもそも1.5倍速で動くこと自体のやる気が出ない…といった場合には難しいため、そういった人には栄養ドリンクが手っ取り早いかと思われます。
まとめ
社会人が仕事後に勉強をするということは、いわば「やる気との戦い」です。
疲れが溜まった身体や脳では、やる気スイッチを押すことはなかなかに難しいことです。
まずは生活習慣を整えて、やる気を発揮しやすい身体づくり、脳の状態の改善を図ることが、長期的には最も成果につながりやすいかと思われます。
ただ、私たち人間はどうしても大きく変化することに難しさを感じる生き物です。
生活習慣を整えること自体に抵抗を覚える場合には、勉強前に素早く動いてみたり、栄養ドリンクを使用してみたりしてはいかがでしょうか。
やぴぃも栄養ドリンクは課金だと思ってたまに飲んで勉強してるよっ