問115 介護保険法第7条に規定する要介護者または要支援者の定義について正しいものはどれか。2つ選べ。
1. 要支援者のうち第1号被保険者は、要支援状態となった理由が特定疾病によるものでなければならない。
2. 要支援者のうち第2号被保険者は、要支援状態となった原因を問わない。
3. 要介護者のうち第1号被保険者は、要介護状態となった原因を問わない。
4. 要介護状態に該当するためには、過去3ヶ月にわたり継続して、常時介護を要すると見込まれる状態である必要がある。
5. 要支援状態に該当するためには、過去6ヶ月にわたり継続して、常時介護を要する状態の軽減もしくは悪化の防止に特に資する支援を要すると見込まれる状態である必要がある。
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正解 3,5
1:× 第1号被保険者の要支援認定は、要支援状態となった原因は問われません。
2:× 第2号被保険者の要支援認定は、要支援状態となった理由が特定疾病によるものでなければなりません。
3:〇 第1号被保険者の要介護認定は、要介護状態となった原因は問われません。
4:× 要介護状態に該当するためには、過去6ヶ月にわたり継続して、常時介護を要すると見込まれる状態である必要があります。
5:〇 要支援状態に該当するためには、過去6ヶ月にわたり継続して、常時介護を要する状態の軽減もしくは悪化の防止に特に資する支援を要すると見込まれる状態である必要があります。
問116 被保険者の要介護認定を市町村が取り消すことができるものとして正しいものはどれか。3つ選べ。
1. 要介護者に該当しなくなったと認めるとき。
2. 正当な理由なく、介護保険料を2年以上滞納したとき。
3. 正当な理由なく、サービスの利用に関する指示に従わず、要介護状態が悪化した場合。
4. 正当な理由なく、更新認定時の市町村による調査を拒んだとき。
5. 正当な理由なく、更新認定時の主治医意見書のための診断命令に従わないとき。
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正解 1,4,5
要介護認定を取り消すことができるのは次の通りです。
・要介護者に該当しなくなったと認めるとき。
・正当な理由なく、更新認定時の主治医意見書のための診断命令に従わない場合や市町村による調査を拒んだとき。
問117 介護予防サービス計画作成におけるアセスメント領域として正しいものはどれか。3つ選べ。
1. 健康管理
2. 運動および移動
3. 家庭生活を含む日常生活
4. 家族の意向
5. 介護認定審査会の意見
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正解 1,2,3
介護予防支援のアセスメントは次の4つの領域が設定されています。
・運動および移動
・家庭生活を含む日常生活
・社会参加ならびに対人関係およびコミュニケーション
・健康管理
家族の意向や介護認定審査会の意見は含まれていません。