療養通所介護について〇か×で答えなさい。
問1 療養通所介護の対象者には認知症の者を含む。
難病、脳血管疾患後遺症、認知症などの重度要介護者またはがん末期患者で看護師による医療ケアが常に必要な者が対象者です。
問2 療養通所介護の利用定員は18人以下である。
地域密着型通所介護と同じなのでまとめて覚えておきましょう。
問3 療養通所介護ではおむつは保険給付の対象となる。
おむつ代は、利用者から支払いを受けることができます。
問4 療養通所介護計画は管理者が作成を行う。
設問通りです。
通所介護と付く介護サービスは、管理者が計画の作成を行うと覚えておきましょう。
問5 療養通所介護事業者は、利用者に体調の急変などがあった場合に備えて緊急時対応医療機関を定めるよう努めなければならない。
緊急時対応医療機関を定めるのは義務となっています。
問6 療養通所介護事業者は、運営推進会議を6ヶ月に1回以上開催しなければならない
療養通所介護の場合は運営推進会議を12ヶ月に1回以上開催することとなっています。
問7 安全・サービス提供管理委員会は6ヶ月に1回以上開催しなければならない。
安全・サービス提供管理委員会では事故の事例や安全管理に必要なデータを収集し、安全なサービスの提供のための方策について話し合い、その結果を記録しなければなりません。
問8 療養通所介護の管理者は、准看護師であっても適切な療養通所介護を行うために必要な知識と技能を有する者であれば従事することができる。
管理者は、看護師であり、かつ適切な療養通所介護を行うために必要な知識と技能を有する者でなければ従事できません。
療養通所介護についてのケアマネジャー試験対策
療養通所介護は近年のケアマネ試験ではあまり出題されていません。
令和に入ってからの試験では一度も出題されていません。
基本的に設問として出題されることがほとんどなく、地域密着型通所介護についての設問の選択肢として出題される傾向があります。
もっとも、地域密着型通所介護の出題頻度も低いため、学習の優先順位としては低いです。
管理者の要件や介護報酬、運営推進会議の開催頻度については覚えておきましょう。