問題59成年後見制度について正しいものはどれか。3つ選べ。
( ケアマネジャー試験 令和6年度(第27回) 福祉サービスの知識等 問題59)
訂正依頼・問題報告はこちら
解答をみる
正解 2,3,5
親族は、成年後見人になることができない。
1:× 親族であっても成年後見人になることができます。近しい親族がなることができないのは任意後見監督人です。
後見開始の審判は、本人も請求することができる。
2:〇 後見開始の審判請求は、配偶者、四親等内の親族、検察官、成年後見人、任意後見人、任意後見受任者、成年後見監督人、市区町村長などが行うことができます。また本人も行うことができます。
法人も、成年後見人に選任されることがある。
3:〇 例えば司法書士事務所を運営している法人などが成年後見人として選任されることがあります。
身上保護(身上監護)とは、本人に代わって財産を管理することをいう。
4:× 身上監護(身上保護)とは、生活や療養看護に関する事務を行うことです。成年後見人等の業務は大きく分けて2つあり、1つが財産管理、もう一つがこの身上監護です。
成年被後見人の法律行為は、原則として、取り消すことができる。
5:〇 成年被後見人の法律行為を、成年後見人は原則として取り消すことができます。ちなみに生活必需品や食料品などの普段の生活のちょっとした買い物などは取り消すことができません。
成年後見制度についてのケアマネ試験対策は、こちらのページをご覧ください。
ココがポイント!成年後見制度についてのケアマネ試験対策
この記事の学習優先度は”非常に高い”です。 成年後見制度はほぼ毎年ケアマネ試験で出題が見られるポイントの1つです。申し立て方法や3つの類型など覚えるべき内容が多…