令和6年(第27回)ケアマネ過去問 福祉サービス分野の問54

問題54介護保険における福祉用具について正しいものはどれか。3つ選べ。






( ケアマネジャー試験 令和6年度(第27回) 福祉サービスの知識等 問題54)
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正解 1,2,5

福祉用具の使用目的には、利用者の自立した日常生活の支援と介護者の負担軽減が含まれる。

1:〇 福祉用具の使用目的は大抵の場合、自立した生活の支援と介護者の負担軽減となります。居宅サービス計画の第2表に位置付ける場合でも、この2つを念頭に長期目標や短期目標を設定します。

浴槽内いすなどの入浴補助用具は、特定福祉用具販売の対象となる。

2:〇 特定福祉用具販売の対象となる福祉用具は次のとおりです。

特定福祉用具販売の対象品目
  1. 簡易浴槽
  2. 入浴補助用具
  3. 腰掛便座
  4. 移動用リフトの吊り具部分
  5. 自動排泄処理装置の交換可能部品
  6. 排泄予測支援機器
  7. 固定用スロープ
  8. 歩行器(車輪付きは含まない)
  9. 歩行補助杖(松葉杖は含まない)

2024年度介護報酬改定より、固定用スロープ、歩行器、歩行補助杖の3品目が貸与か購入を選択することができるようになりました。

利用者の身体を滑らせるスライディングボードは、特定福祉用具販売の対象となる。

3:× 選択肢3の解説のとおり、スライディングボードは特定福祉用具販売の対象品目に含まれていません。

空気式又は折りたたみ式の簡易浴槽は、福祉用具貸与の対象となる。

4:× 簡易浴槽は福祉用具貸与の対象ではなく、特定福祉用具販売の対象となります。

エアマットなどの床ズレ防止用具は、福祉用具貸与の対象となる。

5:〇 エアマットなどは福祉用具貸与の対象品目です。

特定福祉用具販売の対象品目を覚えておくと、ケアマネ試験だけでなく実務上も非常に役立ちます。居宅ケアマネに就く予定がある場合は今のうちに暗記しておいて損はありません。

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