令和6年(第27回)ケアマネ過去問 保健医療分野の問44

問題44介護老人保健施設について適切なものはどれか。3つ選べ。






( ケアマネジャー試験 令和6年度(第27回) 保健医療サービスの知識等 問題44)
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正解 1,3,5

入所者の在宅復帰を目指すことが基本方針として定められている。

1:〇 介護老人保健施設は在宅復帰を目指すことを前提とした施設です。基本方針としてそのように定められています。

社会福祉法人は、開設できない。

2:× 社会福祉法人は公益事業として介護老人保健施設を開設することができます。介護老人保健施設を開設できる者は下記の表の通りですが、社会福祉法人はこのなかに名称として含まれていません。要は厚生労働大臣が開設者として適当であれば開設できるということになりますし、実際、社会福祉法人が開設している例は多くみられます。

  • 独立行政法人地域医療機能推進機構
  • 地方独立行政法人
  • 日本赤十字社
  • 厚生(医療)農業協同組合連合会
  • 健康保険組合及び健康保険組合連合会
  • 全国市町村職員共済組合連合会
  • 日本私立学校振興・共済事業団
  • 国民健康保険組合及び国民健康保険団体連合会
  • 病院を開設している者
  • 厚生労働大臣が介護老人保健施設の開設者として適当であると認定した者や厚生労働大臣が別に定める者

若年性認知症を有する要介護者は、入所することができる。

3:〇 若年性認知症の者でも入所対象です。

介護支援専門員以外の者でも施設サービス計画を作成することができる。

4:× 施設サービス計画は介護支援専門員以外は作成できません。

所得の多寡を理由にサービスの提供を拒否することは禁じられている。

5:〇 介護老人保健施設は正当な理由なくサービスの提供を断ってはならないとされています。所得の多寡は正当な理由に含まれません。

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