令和6年(第27回)ケアマネ過去問 保健医療分野の問29

問題29リハビリテーションについて適切なものはどれか。3つ選べ。






( ケアマネジャー試験 令和6年度(第27回) 保健医療サービスの知識等 問題29)
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正解 1,2,5

利用者の残存能力をできる限り活かす。

1:〇 残存機能とは病気や怪我等の障害によって残った身体の機能のことです。リハビリではこうした残存機能をできる限り活かして介入を行っていきます。

急性期及び回復期に獲得された機能をできるだけ長く維持することも重要である。

2:〇 これは維持期リハビリテーションの考え方です。介護では機能や能力の向上、改善を目指すだけでなく、できる限り機能を維持できるよう介入を行っていくことも重要です。

廃用による筋力低下や筋委縮の予防には、趣味や余暇活動への参加は効果がない。

3:× 趣味や余暇活動への参加は廃用予防に大いに効果があります。

本人が苦痛を感じなければ、同じ姿勢で安静臥床を続けることが望ましい。

4:× 同じ姿勢で安瀬臥床を続けると、褥瘡など廃用のリスクが上がります。体位交換や自働運動などを交えてこまめに身体を動かすことが望ましいです。

変形性膝関節症は、歩行障害の原因となることがある。

5:〇 変形性膝関節症で生じる膝の痛み、関節可動域の制限は、歩行障害の原因となります。関節などの運動器の障害によって身体機能の低下を招いた状態をロコモティブシンドローム(運動器症候群)といいます。

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