問題54介護保険における住宅改修について正しいものはどれか。3つ選べ。
(ケアマネジャー試験 令和5年度(第26回) 福祉サービスの知識等 問題54)
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正解 1,3,5
同一の住宅に複数の被保険者が居住する場合においては、住宅改修費の支給限度額の管理は被保険者ごとに行われる。
1:〇 設問通りです。被保険者1人につき支給限度基準額は20万円までとなっています。世帯ごとではないため注意しましょう。
リフト等動力により段差を解消する機器を設置する工事は、住宅改修費の支給対象となる。
2:× 動力部分の設置およびそれに付随する工事は、住宅改修費の支給対象となりません。
洋式便器等への便器の取替えには、既存の便器の位置や向きを変更する場合も含まれる。
3:〇 和式便器から洋式便器に替える工事は住宅改修費に含まれ、位置や向き、段差の解消などの工事も含まれます。
浴室内すのこを置くことによる段差の解消は、住宅改修費の支給対象となる。
4:× すのこを置くだけでは住宅改修費の支給対象となりません。何かしらの工事が必要となります。
手すりの取り付けのための壁の下地補強は、住宅改修費の支給対象となる。
5:〇 手すりの取り付け工事は住宅改修費の支給対象ですが、それに付随する工事(下地工事など)も支給対象となります。