問題46面接場面におけるコミュニケーション技術について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
(ケアマネジャー試験 令和5年度(第26回) 福祉サービスの知識等 問題46)
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正解 1,2,4
面接を行う部屋の雰囲気や相談援助の服装などの外的条件は、円滑なコミュニケーションのために重要である。
1:〇 コミュニケーションを阻害する因子を取り除くことが、良い面接につながります。そのため、利用者に不安や警戒感を抱かせないような雰囲気作りが大切です。
相談援助者とクライエントの双方が事態を明確にしていくことが必要である。
2:〇 設問通りです。相談援助者だけが事態を把握するのではなく、クライエントと一緒に把握しなければ根本的な解決は難しいでしょう。
クライエントが長く沈黙している場合には、話し始めるまで待たなければならない。
3:× 面接時には時として沈黙が訪れる場面もありますが、必ずしもクライエントの言葉を待たなければいけないというわけではありません。クライエントがなぜ言葉に詰まっているのか、意思を汲み取るよう援助者が働きかけることも大切です。
面接の焦点を的確に定めることは、面接を効果的に実施する上で重要である。
4:〇 設問通りです。面接を行っていくと話の内容が上手くまとまらないことも多々あります。そのため、焦点を定めることにより話すべき内容が明確となります。
傾聴とは、クライエントの支援計画を立てることである。
5:× 傾聴とは、クライエントの話す内容とその思いに積極的に耳を傾ける態度を示すことです。選択肢はおそらくプランニングの説明です。