第26回ケアマネ過去問 保健医療分野の問40

問題40ターミナルケアについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。






( ケアマネジャー試験 令和5年度(第26回) 保健医療サービスの知識等 問題40)
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正解 1,2,5

人生の最終段階を穏やかに過ごすことができる環境の整備は、法律に基づく政府の努力義務とされている。

1:〇 

社会保障制度改革推進法(平成24年8月22日法律第64号)の第二章第六条三には、以下のように記されています。

医療の在り方については、個人の尊厳が重んぜられ、患者の意思がより尊重されるよう必要な見直しを行い、特に人生の最終段階を穏やかに過ごすことができる環境を整備すること。

厚生労働省

よって正答となります。

介護保険の特定施設は、看取りの場となり得る。

2:〇 設問通りです。特定施設でも看取りは行われ、看取り介護加算も算定することができます。

看護師は、死亡診断書を作成することができる。

3:× 死亡診断書は医師、歯科医師だけが作成することができます。

痛みの訴えは、身体的な要因によるものであるため、医療処置で対応できる

4:× 痛みは身体的な要因だけでなく、社会的要因や内的要因など様々なことが絡み合って現れていることも珍しくありません。医療処置だけでは対応できないこともしばしばあります。

グリーフケアとは、遺族の悲嘆への配慮や対応を行うことである。

5:〇 グリーフケアとは、死別の悲しみを抱える遺族を支えることです。特に高齢者は身近な人の死により、鬱や閉じこもりを招くだけでなく、自殺の原因にもなり得るためサポートの必要性が大きいです。

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