第25回ケアマネ過去問 保健医療分野の問39

問題39次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。






( ケアマネジャー試験 令和4年度(第25回) 保健医療サービスの知識等 問題39)
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正解 1,4,5

健康日本21(第二次)では、健康寿命を延ばすことを目指している。

1:〇 設問通りです。健康日本21(第二次)では、健康寿命を延ばし活力ある持続可能な社会の実現を目指しています。なお令和6年度から第三次がスタートします。

就労、ボランティアなどの社会参加は、フレイル予防に役立たない。

2:× 社会参加もフレイル予防のために重要な要素の1つです。

パーキンソン病の場合、転倒しやすいため、運動療法は禁忌である。

3:× パーキンソン病患者は転倒しやすいため、運動療法等により身体機能の維持・向上を図ることが重要です。

膝関節症による痛みや腫脹を抑えるには、定期的な運動が効果的である。

4:〇 設問通りです。特に初期の段階では運動により症状の消失も見込めるため、運動は効果的となります。ただ一概に運動が良いとは限らず、膝関節の破壊が進んだ場合には運動は痛みや腫脹を増大させる要因にもなるため注意が必要です。

この設問は、患者の膝関節の状態によっては運動が推奨されないケースが想定されておらず、やや不適切な内容であるともいえます。

高齢者においては、無症状であっても骨粗鬆症の検査を受けることが推奨される。

5:〇 設問通りです。骨粗鬆症は自覚症状が少ないため知らないうちに症状が進行している場合も珍しくありません。そのため無症状であっても検査を受けることが推奨されます。

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