問題46面接場面におけるコミュニケーション技術について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
( ケアマネジャー試験 令和3年度(第24回) 福祉サービスの知識等 問題46)
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正解 1,3,4
「なぜ」で始まる質問は、クライエントの戸惑いが増幅することが多いので、注意が必要である。
1:〇 設問通りです。「なぜ」という質問をされる側は無意識に自分を防衛しがちになると言われています。
オープンクエスチョンは、「はい」か「いいえ」で答えることができる質問である。
2:× 「はい」、「いいえ」で答えることができる質問はクローズドクエスチョンです。
要約とは、クライエントの話をまとめて伝え返すことである。
3:〇 設問通りです。
時間の配分、情報のまとめ方など面接場面の構造的な配置に関わる技術は、コミュニケーション技術に含まれる。
4:〇 設問通りです。面接の進め方の技術はコミュニケーション技術の1つです。実際に面接を行うと、この技術の重要性が非常によくわかります。
初回面接では、チェックリストに従って次々と質問し、答えてもらうことが必要である。
5:× 初回面接(インテーク)では、チェックリストを使用して次々と質問するだけでなく、本人のニーズをしっかりと聞いたうえで、情報の把握を行います。クライエントと信頼関係を構築する重要な場面であるため、事務的に質問だけ行うのは不適切です。