問題35栄養に関するアセスメントについて正しいものはどれか。3つ選べ。
( ケアマネジャー試験 令和3年度(第24回) 保健医療サービスの知識等 問題35)
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正解 2,3,4
高齢者は、若年者に比べてエネルギー摂取量が少ないことを当然の前提とする。
1:× 高齢者だからといってエネルギー摂取量が少ないとは限りません。過食や夜間の食物の摂取、偏った食生活などのケースもあります。
低栄養状態の徴候には、筋肉量の減少、血清たんぱく質の減少などがある。
2:〇 設問通りです。低栄養状態になると筋肉量が減少したり、血清たんぱく質(血清アルブミン値)の減少がみられます。
低栄養状態は、フレイルや要介護状態の要因の一つである。
3:〇 設問通りです。低栄養状態となり身体機能が低下するとフレイルとなり、フレイルに対して対策を講じなければ要介護状態となり得ます。
認知症高齢者については、異食、盗食などの摂食行動の有無を把握する。
4:〇 設問通りです。
高齢者の摂食・嚥下障害は、栄養過多を引き起こすおそれがある。
5:× 高齢者の摂食・嚥下障害は低栄養を引き起こすリスクが高まります。