令和2年(第23回)ケアマネ過去問 保健医療サービスの知識等の問35

問題35老年期の精神障害について適切なものはどれか。3つ選べ。






( ケアマネジャー試験 令和2年度(第23回) 保健医療サービスの知識等 問題35)
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正解 2,3,5

老年期うつ病では、心気的な訴えは少ない。

1:× 老年期うつ病では心気的な訴えが多くみられます。

2 老年期うつ病では、気分の落ち込みよりも、不安、緊張、焦燥が目立つ。

2:〇 心気的な訴えのほかにも、不安、緊張、焦燥が目立つようになります。

老年期の統合失調症の症状の再発は、配偶者や近親者の死が要因となることがある。

3:〇 設問通りです。統合失調症の症状の再発は配偶者や近親者の死などによる大きな精神的ストレスが原因となっても起こり得ます。

老年期のアルコール依存症は、認知症を合併することはない。

4:× 老年期のアルコール依存症は認知症の発症と大きな関係にあります。とある調べでは、60歳以上のアルコール依存症患者のうち18%に認知症の疑いが、25%に軽度認知障害が見られたとされています。

参考:依存症対策全国センター

遅発パラフレニーは、老年期の妄想性障害の代表的な疾患とされている。

5:〇 設問通りです。遅発パラフレニーの主症状は妄想であり、記憶力が保たれ思考障害や人格の変化などが目立たないことが特徴です。

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