問題34認知症のケアや支援について適切なものはどれか。3つ選べ。
（ ケアマネジャー試験 令和2年度（第23回） 保健医療サービスの知識等 問題34）
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正解 3，4，5
認知症初期集中支援チームは、都道府県が配置する。
1：× 認知症初期集中支援チームは市町村が配置します。
認知症カフェは、認知症初期集中支援チームが運営することとされている。
2：× 認知症カフェの運営については、特段の規定がありません。そのため認知症初期集中支援チーム以外も運営することができます。
認知症初期集中支援チームの対象者は、原則として、40歳以上で、在宅で生活しており、かつ認知症が疑われる人又は認知症の人である。
3：〇 設問通りです。認知症が疑われる人も対象者ということは要チェックです。
パーソン・センタード・ケアは、認知症を持つ人を一人の「人」として尊重し、その人の立場に立って考え、ケアを行おうとする認知症ケアの1つの考え方である。
4：〇 設問通りです。パーソンセンタードケアは認知症ケアにおける考え方の一つです。
5 認知症施策推進大綱では、認知症の人本人からの発信支援を推進するよう明記されている。
5：〇 設問通りです。認知症施策推進大網は認知症の人が地域と共存し、自分らしく生活が続けられるように取りまとめられたもので、5つの柱の1つに普及啓発・本人の発信支援があります。
認知症施策推進大網の5つの柱は次の通りです。
認知症施策推進大網の5つの柱
・普及啓発・本人の発信支援
・認知症予防
・医療・ケア・介護サービス・介護者の支援
・認知症バリアフリーの推進、若年性認知症患者への支援・社会参加の支援
・認知症に関する研究開発や産業促進、国際展開