問題21指定居宅介護支援事業者について正しいものはどれか。3つ選べ。
（ ケアマネジャー試験 令和2年度（第23回） 介護支援分野 問題21）
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正解 2，4，5
指定居宅介護支援の提供の開始に際し、複数の指定居宅サービス事業者を必ず紹介しなければならない。
1：× 複数の指定居宅サービス事業者を紹介することが望ましいですが、必ずといったことはありません。
指定居宅介護支援の提供の開始に際し、利用者に入院する必要が生じたときは、介護支援専門員の氏名と連絡先を入院先の病院又は診療所に伝えるよう、あらかじめ利用者や家族に求めなければならない。
2：〇 設問通りです。利用者が入院する場合に介護支援専門員の氏名や連絡先を入院先に伝えるよう、あらかじめ利用者やその家族に説明を行う必要があります。
指定居宅介護支援の提供の開始に際し、要介護認定申請が行われていない場合は、利用申込者の意思にかかわらず、速やかに申請が行われるよう援助を行わなければならない。
3：× 利用申込者の意思が最も尊重されるため、意思に関わらず速やかに要介護認定の申請を行うのは不適切です。
通常の事業の実施地域等を勘案し、自ら適切な指定居宅介護支援を提供することが困難なときは、他の指定居宅介護支援事業者を紹介するなど必要な措置を講じなければならない。
4：〇 設問通りです。自らサービスを提供することが困難な場合には他の居宅介護支援事業者を紹介するなど、必要な措置を講じなければなりません。
利用者の選定により通常の事業の実施地域以外の地域で指定居宅介護支援を行うときは、要した交通費の支払を利用者から受けることができる。
5：〇 設問通りです。通常の場合、利用者から交通費を受け取ることはできませんが、利用者の選定により居宅介護支援事業者の事業の実地地域の範囲外で居宅介護支援を提供する場合、それに要した交通費の支払いを利用者から受け取ることができます。