問題58障害者総合支援法について正しいものはどれか。3つ選べ。
( ケアマネジャー試験 令和元年度(第22回再試験) 福祉サービスの知識等 問題58)
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正解 1,3,5
自立支援医療費の支給は、自立支援給付の一つである。
1:〇 設問通りです。障害者総合支援法の自立支援給付は次の給付で構成されています。
自立支援給付
- 介護給付
- 訓練等給付
- 自立支援医療
- 補装具
- 地域生活支援事業
市町村は、介護給付費等の支給決定を行うにあたり、障害程度区分の認定を行う。
2:× 障害程度区分は古い基準で、現在は障害支援区分が用いられています。
対象となる障害者の範囲には、難病の患者も含まれる。
3:〇 設問通りです。障害者の範囲については次の通りです。
障害者の範囲
- 身体障害者
- 知的障害者
- 精神障害者
- 難病の者
なお、いずれも18歳以上の者と規定されています。18歳未満は定義上、障害児と区分されます。
成年後見制度利用支援事業は、市町村の任意事業である。
4:× 成年後見制度利用支援事業は、市町村の必須事業です。地域支援事業の任意事業と混同しないよう注意してください。
介護給付費の支給には、行動援護が含まれる。
5:〇 設問通りです。行動援護は障害者総合支援法の介護給付の1つです。