問題55介護保険における認知症対応型通所介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
（ ケアマネジャー試験 令和元年度（第22回再試験） 福祉サービスの知識等 問題55）
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正解 1，3，4
若年性認知症の者も対象とする事業所の設置市町村は、他市町村から指定の同意の申し出があった場合には、原則として、同意を行うことが求められる。
1：〇 設問通りです。若年性認知症の人を対象とする事業所を設置する市町村は、他の市町村から指定同意の申し出があった場合、原則として同意を行うことが求められます。これは、地域密着型サービスの提供を円滑に行うためです。
送迎時に実施した居宅内での介助等に要した時間は、サービス提供時間に含まれない。
2：× 送迎時に実施した居宅内での介助等に要した時間は、条件付きで30分を限度にサービス提供時間に含むことができます。これは通所介護でも同様です。
職員、利用者及びサービスを提供する空間を明確に区別すれば、一般の通所介護と同じ事業所で同一の時間帯にサービスを行うことができる。
3：〇 設問通りです。通常の通所介護と同一事業所、同一時間帯で認知症対応型通所介護を行うことは可能です。ただし、職員はサービスごとに配置しなければならず、空間も明確に分けなければなりません。
認知症対応型通所介護には、機能訓練が含まれる。
4：〇 設問通りです。認知症対応型通所介護では機能訓練が行われます。
認知症の原因となる疾患が急性の状態にある者も、対象となる。
5：× 急性の認知症（正常圧水頭症などが原因のもの）は対象外です。