問題48ソーシャルワークの視点から、支援困難事例への対応として、より適切なものはどれか。3つ選べ。
( ケアマネジャー試験 令和元年度(第22回再試験) 福祉サービスの知識等 問題48)
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正解 2,3,5
複数の問題を抱えている支援困難事例については、各専門職がそれぞれ個別に対応することが望ましい。
1:× 複数の問題を抱えている支援困難事例については、各専門職が連携して対応していくことが望ましいです。
地域から孤立しているクライエントの場合には、アウトリーチは有効な方法である。
2:〇 設問通りです。アウトリーチとは、何らかの援助が必要であるものの、援助が届いていない人に対して援助を行うことです。
アウトリーチの対象は、本人のみならず家族も含む。
3:〇 設問通りです。例えば、クライエントのたった1人の同居家族が障害者である場合など、家族へ援助を行うことがクライエントの援助に繋がる場合もあります。
利用者負担の大きさを理由にクライエントがサービスの利用を拒否した場合には、直ちに支援を中止する。
4:× 経済的な理由でクライエントがサービスの利用を拒否した場合には、費用負担軽減制度が利用できないかの確認を行ったり、クライエントからその真意を尋ねたりするなどすることを先に行います。直ちに支援を中止するのは、クライエントの生活の質の確保の点から望ましいとは限りません。
社会資源の不足により支援が困難な場合には、社会資源の開発が求められる。
5:〇 設問通りです。不足している社会資源の開発ができれば望ましいですが、言うは易し行うは難しです。