令和元年(第22回再試験)ケアマネ過去問 保健医療サービスの知識等の問40

問題40次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。






( ケアマネジャー試験 令和元年度(第22回再試験) 保健医療サービスの知識等 問題40)
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正解 1、2、4

がんの発症頻度は、年齢とともに高くなる傾向にある。

1:○ 設問通りです。がんの発症頻度は、年齢とともに高くなる傾向にあります。

臨死期には、死前喘鳴がみられることがあるが、首を横に向ける姿勢の工夫で軽減することもある。

2:○ 設問通りです。死前喘鳴が見られる場合、特に看取る家族への精神的負担が強いとされています。そのため、ベッドの角度を調整したり顔の向きを変えるなどして軽減させることが望ましいです。

臨死期には、顎だけで呼吸する下顎呼吸状態となる場合があるが、しばらくすると正常な呼吸に戻る。

3:× 下顎呼吸は亡くなる前に見られる呼吸で、この呼吸が始まると正常な呼吸に戻ることなくそのまま亡くなることが多いです。

呼吸困難や疼痛に対しては、投薬のほか、安楽な体位やマッサージなどで苦痛の緩和を図る。

4:○ 設問通りです。特にターミナル期では、苦痛の緩和を優先することが多くあります。

高齢者のがんに対しては、侵襲性の高い手術療法は行うべきではない。

5:× 高齢者のがんに対しても、手術が必要なものに対しては行われます。手術する場合には、現病歴などに考慮する必要があります。

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