問題30次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。
( ケアマネジャー試験 令和元年度(第22回再試験) 保健医療サービスの知識等 問題30)
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正解 1、2、5
喫煙は、脂質異常症、高血圧症とともに虚血性心疾患のリスクファクターである。
1:○ 設問通りです。喫煙は虚血性心疾患の発症リスクを高めます。
健康日本21(第二次)では、健康寿命の延伸だけでなく、健康格差の縮小も目標に掲げている。
2:○ 設問通りです。健康日本21とは、国民1人ひとりの健康づくりの運動のことです。目標として健康寿命の延伸と健康格差の縮小が掲げられています。なお令和6年度より第三次健康日本21となりましたが、それは変わっていません。
老年期うつ病では、対人関係で攻撃性が増すため、自死を図ることは稀である。
3:× 老年期うつ病では、塞ぎ込みがちになり自死を図ることも多いとされています。
老年発症型のアルコール依存症では、家族歴や遺伝的要因を有することが多い。
4:× 老年発症型のアルコール依存症は、社会的孤立や身近な人の喪失など、心因的な要因が原因となることも多いと言われています。また、高齢者は身体の水分量が減少し、アルコールを分解する機能も低下するためアルコール依存症となりやすいと言われています。
老年期のアルコール依存症では、離脱症状が遷延しやすい。
5:○ 設問通りです。高齢者ではアルコール依存症の離脱症状が遷延しやすいと言われています。