問題55介護保険における認知症対応型通所介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
（ ケアマネジャー試験 平成29年度（第20回） 福祉サービスの知識等 問題55）
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正解 1，3，5
職員、利用者及びサービスを提供する空間を明確に区別すれば、一般の通所介護と同じ事業所で同一の時間帯にサービスを行うことができる。
1：〇 設問通りです。一般の通所介護と一体の形で行うことは認められておらず、サービスを提供する空間や職員、利用者を明確に区別しなければなりません。それさえクリアすれば同じ事業所で同一の時間帯で提供可能です。
認知症の原因となる疾患が急性の状態にある者も対象となる。
2：× 認知症の原因となる疾患が急性の状態にある場合は対象外です。
9時間のサービス利用の後に連続して延長サービスを行った場合、は5時間を限度として加算を算定できる。
3：〇 設問通りです。延長加算を算定することができます。
送迎時に実施した居宅内での介助等に要した時間は、サービス提供時間に含まれない。
4：× 送迎時間はサービス提供時間に含まれませんが、送迎時に実施した居宅内での介助等に要した時間は、条件を満たせば30分を限度にサービス提供時間に含んでもよいとされています。
屋外でのサービスを提供する場合は、認知症対応型通所介護計画に位置付けられている必要がある。
5：〇 設問通りです。通所介護や認知症対応型通所介護は、サービスを提供する建物内でのサービスが原則です。ただ、ケアプランに基づき認知症対応型通所介護計画に位置付けられていれば可能となります。