平成29年(第20回)ケアマネ過去問 福祉サービス分野の問51

問題51介護保険における住宅改修について正しいものはどれか。2つ選べ。






( ケアマネジャー試験 平成29年度(第20回) 福祉サービスの知識等 問題51)
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正解 1,4

取付工事が必要なく据え置いて使用する手すりは、住宅改修費の支給対象にはならない。

1:〇 設問通りです。取付工事が必要のない手すりについては福祉用具貸与の対象となります。

居宅介護住宅改修費は、介護支援専門員が必要と認める場合に支給される。

2:× 居宅介護住宅改修費は市町村が必要と認める場合に支給されます。そのため住宅改修費の支給を受けるためには、住宅改修を行う前に事前に申請しなければ支給されません。

ベッドサイドで排泄するためのポータブルトイレの設置は、住宅改修費の支給対象となる。

3:× ポータブルトイレの設置は特定福祉用具販売の対象です。

引き戸等への取り替えにあわせて自動ドアを設置する場合は、自動ドアの動力部分の設置は、住宅改修費の支給対象にはならない。

4:〇 設問通りです。単に引き戸への取り替えについては住宅改修費の支給対象です。しかし、自動ドアにする場合には動力部分の設置は支給対象となりません。

同一住宅に複数の要介護者が居住する場合は、同時期にそれぞれが住宅改修費の支給を申請することはできない。

5:× 住宅改修費は要介護者1人あたりに支給されるものであるため、同時に支給申請することも可能です。

住宅改修の知識や制度理解は、居宅のケアマネの実務で非常に重要となってきます。お手持ちのテキストの住宅改修についての内容は丸暗記でもいいくらいですので、試験が終わっても必ず見直すことをおすすめします。

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