問題43服薬管理について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
( ケアマネジャー試験 平成29年度(第20回) 保健医療サービスの知識等 問題43)
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正解 3,4,5
高齢者の服薬管理能力の把握には、ADLや生活環境の評価は必要ない。
1:× 服薬管理能力は、本人の認知機能等以外にも薬を飲むまでの一連の動作の評価も必要となります。日中過ごす場所から「薬を飲む」という動作を行う上で、ADLや生活環境が阻害因子となっていないかもチェックします。
高齢者が服用中の薬の副作用の不安を訴えた場合は、その意思を尊重し、すべての服薬の中止を勧める。
2:× 本人に意思決定能力の有無をまず確認しなければなりませんし、明らかに服薬の中止によって健康が脅かされることが明白な場合には、本人の希望であっても服薬の中止を勧めるのは適切ではない可能性があります。
認知機能低下は、用法や薬効に対する理解不足を生じさせ、適切な服薬管理を困難にする。
3:〇 設問通りです。
「 お薬手帳 」により、処方情報を共有する。
4:〇 設問通りです。
居宅療養管理指導では、薬剤師は、医師や歯科医師の指示を受け、利用者を訪問して薬学的管理指導を行う。
5:〇 設問通りです。居宅療養管理指導では、医師又は歯科医師以外は、指示を受けて居宅療養管理指導を提供します。