問題42高齢者のがんとターミナルケアについて、より適切なものはどれか。2つ選べ。
( ケアマネジャー試験 平成29年度(第20回) 保健医療サービスの知識等 問題42)
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正解 2,5
若年者と比較して、高齢者ではがんによる痛みの訴えが多くなる。
1:× 高齢者では若年者と比べがんによる痛みの訴えが少なくなる傾向が見られます。
BPSD( 認知症の行動・心理症状 )には、がん性疼痛が原因のこともある。
2:〇 設問通りです。がん性疼痛は辛く苦しいものであって、それがストレスとなりBPSDの原因となることもあります。
小規模多機能型居宅介護では、ターミナルケアは提供できない。
3:× 小規模多機能型居宅介護でもターミナルケアを行っています。
介護老人保健施設入所者に対するがんの治療は、医療保険の適用について制限を受けない。
4:× 老健では医療保険による治療は行うことができません。そのため、医療保険の適用となる治療を受ける場合には一度退所しなければなりません。
死後のケアであるエンゼルケアは、遺族のグリーフケアとしても意味がある。
5:〇 設問通りです。グリーフケアとは、亡くなる人の遺族に寄り添ったり、悲しみから早期に立ち直ることができるようケアを行っていくことを指します。