問題32014( 平成26 )年の介護保険制度の改正内容として正しいものはどれか。3つ選べ。
( ケアマネジャー試験 平成29年度(第20回) 介護支援分野 問題3)
訂正依頼・問題報告はこちら
解答をみる
正解 2,3,5
指定介護老人福祉施設には、要介護1及び2の被保険者はすべて入所できなくなった。
1:× 2024年度現在、要介護1及び2の被保険者は、特別な事情や緊急性の高い場合などには指定介護老人福祉施設に入所することができます。ただ、原則として入所は要介護3以上の者が対象となっています。
地域ケア会議の設置が、市町村の努力義務として法定化された。
2:〇 設問通りです。
2014( 平成26 )年の介護保険制度改正により、地域ケア会議の設置は市町村の努力義務となりました。
訪問介護及び通所介護は、予防給付に係る介護予防サービス費の対象から除外された。
3:〇 設問通りです。
2014( 平成26 )年の介護保険制度改正により、訪問介護及び通所介護の予防給付は介護予防・生活支援サービス事業に移行しました。
第1号介護予防支援事業に係る介護予防ケアマネジメントの利用者負担が、1割又は2割とされた。
4:× 介護予防ケアマネジメントは、2024年度時点で利用者負担はありません。
地域支援事業として生活支援コーデイネーター( 地域支え合い推進員 )が配置されることになった。
5:〇 設問通りです。生活支援コーディネーターは、地域支援事業のうちの1つ、包括的支援事業の生活支援体制整備事業で配置することとされています。