問題5介護保険法における審査請求について正しいものはどれか。2つ選べ。
( ケアマネジャー試験 平成28年度(第19回) 介護支援分野 問題5)
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正解 2,5
居宅介護支援の契約解除は、対象となる。
1:× 介護保険制度では、被保険者は次のことに対して不服がある場合には審査請求(不服申し立て)を行うことができます。
- 要介護認定について不服がある場合
- 被保険者証の交付請求に関する処分に対して不服がある場合
- 保険料の滞納処分について不服がある場合
- 介護保険料の徴収に不服がある場合
- 受給した給付に関して不服がある場合
ポイントは、審査請求は被保険者が行うものであるということです。事業所や基金、団体が行うことはできません。
訪問介護の契約解除は、対象とならない。
2:〇 選択肢1の解説にあるように、訪問介護の契約解除は審査請求対象ではありません。
被保険者証の交付の請求に関する処分は、対象とならない。
3:× 選択肢1の解説にあるように、被保険者証の交付の請求に関する処分は審査請求の対象です。
介護保険審査会の委員は、市町村長が任命する。
4:× 介護保険市境の委員は都道府県知事が任命します。
審査は、介護保険審査会が指名する委員で構成される合議体で行われる。
5:〇 設問通りです。
審査請求についてのケアマネ試験対策については以下のページにまとめていますのでよろしければご覧ください。
ケアマネでまんねん


介護保険の審査請求や介護保険審査会についてのケアマネ試験対策 | ケアマネでまんねん
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