ケアマネジャー試験対策問題 (介護予防)訪問看護

次の問いに答えなさい。

問61 介護保険における訪問看護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1. 医師が必要と認めた場合にのみサービスを提供できる。

2. 准看護師はサービスを提供することができる。

3. 介護保険施設入所者は利用することができる。

4. 利用者に対し薬の処方を行うことができる。

5. 医療保険給付による訪問看護よりも優先して行われる。

解答をみる

正解 1,2,5

1:〇 設問通りです。医師が必要と認め、訪問看護指示書が交付されなければ訪問看護を行うことはできません。

2:〇 設問通りです。准看護師も訪問看護事業所に配置することができ、サービスを提供できます。

3:× 介護保険施設入所者は、介護保険での訪問看護を利用することができません。ただし、一部の施設では一定の条件を満たせば医療保険給付での訪問看護を利用することができます。

4:× 訪問看護では薬の処方を行うことはできません。

5:〇 設問通りです。介護保険給付と医療保険給付では介護保険給付が優先です。


問62 訪問看護が医療保険の給付となる疾病はどれか。2つ選べ。

1. 糖尿病性網膜症

2. 骨折を伴う骨粗鬆症

3. 脳梗塞後遺症

4. 脊髄小脳変性症

5. 筋萎縮性側索硬化症

解答をみる

正解 4,5

1,2,3:× これらは「厚生労働大臣が定める疾病等」に含まれていないため、訪問看護は介護保険給付から行われます。

4,5:〇 どちらも「厚生労働大臣が定める疾病等」に含まれています。第2号被保険者の認定に関わる特定疾病と異なるため混同して覚えないよう注意しましょう。


問63 訪問看護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1. 特別訪問看護指示書が交付された場合、訪問看護は医療保険の給付となる。

2. 特別訪問看護指示書の有効期間は6ヶ月以内である。

3. 末期のがん患者への訪問看護は介護保険の給付となる。

4. 認知症の者以外に精神科訪問看護指示書が交付された場合、訪問看護は医療保険の給付となる。

5. 精神科訪問看護の利用者のうち、最も多い疾患は統合失調症である。

解答をみる

正解 1,4,5

訪問看護が医療保険の給付で行われるのは次の場合です。

医療保険給付で訪問看護が行われる場合

末期がん患者への訪問看護

② 厚生労働大臣が定める疾病等の患者への訪問看護

特別訪問看護指示書が交付されている

精神科訪問看護指示書が交付されている(認知症以外)

1:〇 設問通りです。

2:× 特別訪問看護指示書の有効期間は診療の日から14日以内です。

3:× 医療保険の給付から行われます。

4:〇 設問通りです。

5:〇 設問通りです。

 

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