解説をみる
正解 1,4,5
低栄養状態は、褥瘡の発生リスクが増大する。
1:〇 設問通りです。低栄養状態であったり皮膚の湿潤、体位交換の頻度減少など様々な要因で褥瘡の発生リスクは増大します。
熱中症を予防するためには、日頃から経口補水液での水分摂取が望ましい。
2:× 経口補水液の常飲は塩分や糖分の過剰摂取のおそれがあります。脱水症状がみられるときに摂取することが望ましく、予防としては冷たい水のこまめな摂取の方が望ましいです。
誤嚥を防ぐためにはスプーンはできるだけ深く大きいものとし、1回量を多くすることで食事の所要時間を短くする。
3:× 誤嚥を防ぐためにはスプーンは浅いものを使用し、1回量を少なしてゆっくり時間を掛けて食事をする工夫が必要です。
必要な栄養を食事では摂りきれない場合では、間食で補う。
4:〇 高齢者では1回の食事量が十分に摂ることができない人も多いです。そういった人には食事をさらに小まめに摂ったり、間食をしたりすることが効果的です。
摂食・嚥下プロセスの咽頭期では、咽頭に食塊が入ると、気道が閉じられて食道に飲み込まれる。
5:〇 設問通りです。咽頭に食塊が入り気道が閉じられる現象を嚥下反射といいます。