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正解 2,3,4
栄養状態は発生リスクと無関係である。
1:× 褥瘡は低栄養状態だと発生リスクが高まります。
発生要因には、病気や加齢による身体組織の耐久性低下がある。
2:〇 低栄養状態のほかにも、身体組織の耐久性の低下も発生するリスクを増大させます。
発汗や失禁などにより肌の湿潤状態が継続すると、褥瘡発生リスクが高まる。
3:〇 皮膚の湿潤状態が長く続くと皮膚の状態が悪化し褥瘡発生リスクが増大します。
同一部位への長時間にわたる圧力を減少させるためには、体圧分散用具が有効である。
4:〇 通常のマットレスでは硬すぎて体重が分散できず褥瘡発生リスクが増大します。そういったときのために体圧分散用具など身体の一ヶ所に負荷が掛からないようにする機器が必要となります。
車いすを使用している者の臀部の褥瘡予防には、円座クッションが有効である。
5:× 円座クッションはかえって褥瘡発症リスクが増大すると言われています。