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ケアマネ試験頻出問題保健医療サービス分野問7

問7:高齢者の精神障害について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

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正解 1,2,5

アルコール依存症は、うつ病を合併することがある。

1:〇 アルコール依存症は、内臓疾患や精神疾患を併発することも多いです。うつ病も合併することは珍しくありません。

要因の一つに、脳の加齢性変化がある。

2:〇 高齢者は精神疾患に罹りやすく、その1つの要因として脳の加齢による変化があります。

統合失調症は、後期高齢者となってから発症することが多い。

3:× 統合失調症は思春期から30代にかけて発症することが多いです。後期高齢者になってからの発症は多くありません。

てんかんは精神障害に含まれない。

4:× てんかんは、脳の神経細胞の異常な電気的興奮によって、発作を繰り返す脳の病気です。精神障害に含まれ、精神障害者保健福祉手帳の発行対象です。

老年期うつ病では、気分の落ち込みが目立ちにくいことがある。

5:〇 老年期のうつ病では気分の落ち込みが目立ちにくく、代わりに焦燥感や意欲の低下、認知機能の低下などが目立つこともあります。