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正解 2,4、5
見当識障害は認知症の周辺症状の1つである。
1:× 見当識障害は認知症の中核症状の1つです。
認知症の初期では、IADLの低下がみられ、進行するとADLの低下が起こってくる。
2:〇 認知症初期は意外とADLは保たれており、進行するとADLの低下がみられるようになります。
若年性認知症支援コーディネーターは、すべての市町村に配置されている。
3:× 若年性認知症支援コーディネーターは広域的に配置されていますが、市町村に必ず配置されているわけではありません。
認知症初期集中支援チームの訪問支援対象者は、認知症と診断されたものの通院を辞めてしまった者も含む。
4:〇 認知症初期集中支援チームは初期の認知症患者やその家族が訪問支援の対象ですが、限定されているわけではありません。認知症状が強く現れているものの、まだ介護や医療に繋がっていない人や繋がっていたが辞めてしまった人なども対象です。サービスに繋がっていない段階(介入初期段階)の人及び家族を支援するチームです。
認知症の評価として、長谷川式認知症スケールが用いられている。
5:〇 設問通りです。この他にもMMESやDASK-21などが認知症のスケールとして用いられています。