第28回介護支援専門員実務研修受講試験の解答速報公開中!

ケアマネ試験頻出問題保健医療サービス分野問5

問5:認知症について、適切なものはどれか。3つ選べ。

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正解 2,3,4

MCI(軽度認知障害)は、1年間でおよそ半数が認知症に移行する。

1:× MCI(軽度認知障害)と診断された人が1年間で認知症に移行する割合は、およそ5%から15%程度とされています。

BPSD(認知症の行動・心理症状)は、住環境などの環境因子の影響は受ける。

2:〇 設問通りです。

レビー小体型認知症では、リアルな幻視やパーキンソニズムが特徴である。

3:〇 レビー小体型認知症はパーキンソン病によく似た症状を呈す認知症です。リアルな幻視やパーキンソニズムが特徴です。

徘徊は認知症の中核症状に含まれない。

4:〇 認知症の中核症状は次の通りです。

認知症の中核症状
  • 記憶障害
  • 見当識障害
  • 理解力・判断力の低下
  • 実行機能障害
  • 失語
  • 失行・失認

徘徊はBPSD(認知症の行動・心理症状)に含まれます。

認知症初期集中支援チームは、警察と介護事業者や地域の関係団体が協力して認知症の人を捜索する仕組みである。

5:× 認知症初期集中支援チームとは、認知症が疑われる方や、認知症の人とその家族に対して、専門的な医療や介護サービスを提供し、早期に支援につなげることを目的とした専門チームです。選択肢の説明は徘徊高齢者等SOSネットワークについてです。