第28回介護支援専門員実務研修受講試験の解答速報公開中!

ケアマネ試験頻出問題保健医療サービス分野問3

問3:次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

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正解 1,4,5

サルコペニア(筋肉減弱症)は、適切な量のタンパク質の摂取を心がけることにより、予防できる。

1:〇 サルコペニアは、筋量が減り筋力も発揮しづらくなる症状です。フレイルの原因の1つであり、適切な食事(たんぱく質の摂取量の見直し)や運動で改善・予防することができます。

メタボリックシンドロームとは、関節、筋肉、神経などの運動器の機能が低下し、立つ、歩くといった移動機能が低下した状態のことをいう。

2:× 選択肢はロコモティブシンドロームの説明です。メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満を共通の原因として、高血糖、高血圧、脂質異常のうち、複数の危険因子が重なり合った状態を指します。

変形性膝関節症の発症リスクは、大腿四頭筋等の筋力を鍛えても低下しない。

3:× 変形性膝関節症の発症リスクは、大腿四頭筋などの筋力を鍛えると低下します。また、体重も発症リスクを上昇させる一因であって、人によっては減量も発症リスクを低下させます。

高齢者の骨粗鬆症は、男性よりも女性に多くみられる。

4:〇 高齢者の骨粗鬆症は男性より女性に多くみられます。これはホルモンバランスなどが影響していると言われています。

脊柱管狭窄症では、間欠性跛行がみられることがある。

5:〇 間欠性跛行は脊柱管狭窄症の代表的な症状の1つです。歩き続けていると足に痛みや痺れ、倦怠感が強くなっていきますが、休憩すると症状が軽減するものです。閉塞性動脈硬化症でもみられます。