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正解 1,4,5
サルコペニア(筋肉減弱症)は、適切な量のタンパク質の摂取を心がけることにより、予防できる。
1:〇 サルコペニアは、筋量が減り筋力も発揮しづらくなる症状です。フレイルの原因の1つであり、適切な食事(たんぱく質の摂取量の見直し)や運動で改善・予防することができます。
メタボリックシンドロームとは、関節、筋肉、神経などの運動器の機能が低下し、立つ、歩くといった移動機能が低下した状態のことをいう。
2:× 選択肢はロコモティブシンドロームの説明です。メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満を共通の原因として、高血糖、高血圧、脂質異常のうち、複数の危険因子が重なり合った状態を指します。
変形性膝関節症の発症リスクは、大腿四頭筋等の筋力を鍛えても低下しない。
3:× 変形性膝関節症の発症リスクは、大腿四頭筋などの筋力を鍛えると低下します。また、体重も発症リスクを上昇させる一因であって、人によっては減量も発症リスクを低下させます。
高齢者の骨粗鬆症は、男性よりも女性に多くみられる。
4:〇 高齢者の骨粗鬆症は男性より女性に多くみられます。これはホルモンバランスなどが影響していると言われています。
脊柱管狭窄症では、間欠性跛行がみられることがある。
5:〇 間欠性跛行は脊柱管狭窄症の代表的な症状の1つです。歩き続けていると足に痛みや痺れ、倦怠感が強くなっていきますが、休憩すると症状が軽減するものです。閉塞性動脈硬化症でもみられます。