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ケアマネ試験頻出問題介護支援分野問14

問14: 要介護認定等基準時間ついて正しいものはどれか。2つ選べ。

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正解 1,5

算定の合算対象に「徘徊に対する探索」が含まれる。

1:〇 要介護認定等基準時間を算定するうえで参考とする行為の1つであるBPSD関連行為に含まれています。

実際に行われている家庭での介護時間をもとに算定する。

2:× 要介護認定等基準時間は、実際の介護に要する時間ではありません。全国一律の基準に基づき、コンピューターによって客観的に推計される時間です。具体的には、認定調査票の項目(身体介護、生活援助、BPSD関連行為、機能訓練関連行為、医療関連行為など)の回答結果をもとに、それぞれの行為に要する標準的な時間を積み上げて算出されます。

市町村ごとの第1号被保険者の分布等の実情により算定基準が異なる。

3:× 全国一律の基準であるため、市町村ごとに差はありません。

同居家族の有無によって算定基準が異なる。

4:× 同居家族の有無は算定基準に影響しません。

行為に要する1日当たりの時間として推計される。

5:〇 発生している行為に要する1日当たりの時間を推計しています。ただ選択肢1の解説にある通り、実際の介護に要する時間ではないことには留意が必要です。