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正解 1,3,5
内耳から大脳に異常があるために生じる難聴を、感音性難聴という。
1:〇 ケアマネ試験に出題されやすい難聴に、伝音性難聴と感音性難聴があります。伝音性難聴の原因は主に外耳や中耳に、感音性難聴の原因には内耳から脳にかけてあると言われています。
老年期症候群は、原因が特定しやすく定型的な症状・病態を呈することが多い。
2:× 老年期症候群では複数の疾患が組み合わさり、そこに環境要因などがプラスされることで多様で非定型的な症状・病態を呈することが多いです。
フレイルは食事や運動によって改善が見込まれる。
3:〇 フレイルは要介護状態となる一歩手前の状態であって、適切な対応などを行えば元の状態に回復することができる段階です。運動や食事の見直しで改善が見込めます。
高齢者は若年層と比べ脱水となりづらい。
4:× 高齢者は口の渇きを感じにくく、体内の水分貯水量も少ないため脱水に陥りやすいです。
高齢者のめまいでは、内耳の障害であったり血圧のコントロール不良や脳腫瘍などが原因となることがある。
5:〇 高齢者のめまいは内耳の障害によるものが多いですが、血圧コントロール不良であったり脳の疾患であったり様々な原因が考えられます。