令和7年度ケアマネ試験の模試開催中!昨年より大幅に採点と解説をブラッシュアップ!

ケアマネ試験頻出問題介護支援分野問7

問7: 介護保険財政について正しいものはどれか。2つ選べ。

解説をみる

正解 3,5

介護給付費のうち居宅給付費は国、都道府県、市町村がそれぞれ1/3ずつ負担する。

1:× 居宅給付費は国の負担が25%、県の負担が12.5%、市町村の負担が12.5%です。

対して施設給付費は国が20%、都道府県が17.5%、市町村が12.5%の負担となっています。混同しないよう注意しましょう。

国は介護保険の財政の調整を目的として、都道府県に対し調整交付金を交付する。

2:× 国は市町村に対し、介護保険の財政の調整を目的として調整交付金を交付します。

介護給付費の総額は、公費と保険料によりそれぞれ50%ずつ賄われる。

3:〇 選択肢1の解説で、介護給付費(居宅給付費、施設給付費)はどちらもトータルで50%が国、都道府県、市町村が負担していますが、もう50%は介護保険料で賄っています。

介護給付の市町村の一般会計における負担分は、市町村の財政に応じて負担割合が異なる。

4:× 選択肢1の解説のとおり、介護給付費の市町村の負担分12.5%と、財政に関係なく一定です。

市町村特別給付に要する費用に、第2号被保険者の保険料は充当されない。

5:〇 市町村特別給付とは、市町村が主体で行う移送サービスや配食サービスなどの独自の給付です。その費用は第1号被保険者の介護保険料で賄われています。第2号被保険者の保険料は充当されていません。