ケアマネジャー試験対策の一問一答 介護老人福祉施設

介護老人福祉施設について〇か×で答えなさい。

問1 介護老人福祉施設とは入所定員が30人以上の特別養護老人ホームをいう

解答
正解 〇

地域密着型介護老人福祉施設が29人以下なので、それ以上が通常の介護老人福祉施設となります。


問2 介護老人福祉施設は第2号被保険者は入所することができない

解答
正解 ×

原則として要介護3以上であれば第2号被保険者も入居することができます。
また、やむを得ない事情がある場合は要介護1、2でも入所可能です。


問3 入所者が30人未満の介護老人福祉施設では、看護職員または介護職員を常勤換算で2人以上配置しなければならない。

解答
正解 ×

入所者が30人を超えて50人を超えない施設では常勤換算で2人以上配置する必要がありますが、入所者が30人を超えない施設では1人以上配置しなければならないとされています。


問4 栄養士または管理栄養士は入所定員が30人を超えない施設の場合は配置しなくてもよい場合がある

解答
正解 ×

入所定員が40人を超えない施設の場合、他の施設の栄養士または管理栄養士と連携を図ることができれば配置しなくてもよいとされています。


問5 介護老人福祉施設では、介護支援専門員は入所者の数が100人またはその端数を増すごとにその1人増やさなければならない

解答
正解 〇

また常勤専従で1人以上配置が必要です。


問6 介護老人福祉施設の管理者は医師でなければならない

解答
正解 ×

特段の資格は不要です。


問7 便所は居室ごとに設けなければならない

解答
正解 ×

居室のある階ごとに設けなければならず、居室に近接していなければなりません。


問8 介護老人福祉施設の廊下幅は1.5m以内とされている

解答
正解 ×

1.8m以上とされています。
令和5年の試験でも問われているので要チェックです。


問9 介護老人福祉施設は、サービスの提供を求められた場合は、被保険者資格と要介護認定の有無、要介護認定の有効期間を確認しなければならない

解答
正解 〇

設問通りです。


問10 介護老人福祉施設への申込者は申込み順で入所させるよう務めなければならない

解答
正解 ×

施設サービスの必要性が高いと認められる順に入所させるよう努めなければなりません。


問11 入居者が居宅において日常生活を営むことができるかを3ヶ月に1回以上検討しなければならない

解答
正解 ×

期間については定められておらず、定期的に検討しなければならないとされています。


問12 介護老人福祉施設の管理者は定期的に入所者に面接しなければならない

解答
正解 ×

面接は計画担当介護支援専門員が面接を行い、モニタリングを行います。そして必要に応じて施設サービス計画の変更を行います。


問13 介護老人福祉施設の夕食は午後4時頃が望ましい

解答
正解 ×

午後6時以降が望ましいとされています。
令和5年の試験にも出題されているため要チェックです。


問14 レクリエーション行事を定期的に行う場合でも共用娯楽施設を設置しなければならない

解答
正解 〇

ちなみにレクリエーション行事を行うことは必須です。


問15 介護老人福祉施設は事業の運営にあたり地域住民またはその自発的な活動等との連携および協力を行うなどして地域と交流を図らなければならない

解答
正解 〇

努めなければならない、ではないため注意しましょう。


問16 入所者の施設サービス計画等の記録は、その完結から5年間保存しなければならない

解答
正解 ×

完結から2年間保存しなければなりません。


問17 ユニット型介護老人福祉施設ではユニットの居室の定員を4人以下とすることができる

解答
正解 ×

居室の定員は原則1人です。従来型の介護老人福祉施設の居室と同様となります。


問18 ユニット型介護老人福祉施設の1つのユニットの定員は、原則としておおむね10人以下とし、15人を超えないものとされている

解答
正解 〇

設問通りです。


問19 ユニット型介護老人福祉施設では、夜間の介護職員の配置人数を、2ユニットに1人以上とすることができる

解答
正解 〇

昼間は1ユニットにつき1人以上配置しなければなりませんが、夜間および深夜帯は基準が緩和されています。


問20 入所者が居宅へ外泊した場合は減算となる

解答
正解 ×

外泊時在宅サービス利用費用という加算を算定することができます。
減算とはなりません。


問21 市町村は特別養護老人ホームを設置することができる

解答
正解 〇

地方公共団体等は特別養護老人ホームを設置することができます。

介護老人福祉施設についてはケアマネ試験でほぼ毎回出題されており、超重要ポイントの1つです。
令和に入ってからは令和元年の再試験を含めて7回出題されています。

出題難易度は概ねそこまで難しくなく、運営基準、設備基準、人員基準について問われることが多いです。
近年では、加算について問われることが少ない傾向がみられます。
今後も頻出の傾向が続くと考えられ、上記3つのポイントは必ず押さえておきましょう。

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