問70 介護予防・生活支援サービス事業について正しいものはどれか。3つ選べ。
1. 第1号訪問事業に訪問入浴サービスは含まれる。
2. 介護老人福祉施設の入所者は利用対象とならない。
3. 基本チェックリストに該当する第1号被保険者のみが利用対象となる。
4. 介護予防ケアマネジメントは地域包括支援センターに配置される介護支援専門員も行うことができる。
5. 利用者に対して利用料を請求することができる。
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正解 2，4，5
1：× 第1号訪問事業には訪問介護および訪問型サービスA～Dがありますが、生活援助や居宅での相談、移動支援などが主体で訪問入浴サービスは含まれていません。
2：〇 利用対象者は居宅要支援被保険者と基本チェックリスト該当者であるため、介護老人福祉施設の入所者は対象に含まれていません。
継続利用要介護者も利用対象であるため、事業のサービスを利用中に要介護者となった場合は利用を継続することができますが、介護保険施設に入所した時点で利用対象外となります。
3：× 利用対象者は居宅要支援被保険者と基本チェックリスト該当者および継続利用要介護者です。
4：〇 設問通りです。地域包括支援センターに配置されている者のなかでは、主任介護支援専門員や保健師、社会福祉士に加えて介護支援専門員も行うことができます。
5：〇 設問通りです。介護予防・生活支援サービス事業者は利用者から利用料を請求できます。
問71 生活支援体制整備事業において配置される者のうち正しいものはどれか。2つ選べ。
1. 生活支援コーディネーター
2. チームオレンジコーディネーター
3. 就労的活動支援員
4. 生活支援員
5. 認知症初期集中支援チーム
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正解 1，3
1，3：〇 設問通りです。生活支援コーディネーターと就労的活動支援員（就労的活動支援コーディネーター）は生活支援体制整備事業で配置します。
2：× チームオレンジコーディネーターは認知症総合支援事業で配置します。
4：× 生活支援員は日常生活自立支援事業で配置します。
5：× 認知症初期集中支援チームは認知症総合支援事業で配置します。
問72 認知症総合支援事業について正しいものはどれか。3つ選べ。
1. 認知症初期集中支援チームは初期の認知症の者を支援対象とするチームである。
2. 認知症初期集中支援チームの構成員には介護支援専門員も含まれる。
3. チームオレンジの役割の1つに認知症カフェの運営がある。
4. 地域包括支援センターは認知症地域支援推進員を1人以上配置しなければならない。
5. 認知症地域支援推進員とチームオレンジコーディネーターは兼務することができる。
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正解 2，3，5
1：× 認知症初期集中支援チームは、認知症の者及びその介護を行う者に対して初期の支援を行うチームです。対象には認知症状が強く現れ対応に苦慮している者も含まれるため誤りです。
2：〇 設問通りです。認知症初期集中支援チームの構成員は医師、看護師などの医療系国家資格保有者、介護支援専門員やこれに準ずる者で認知症の医療や介護の専門的知識を有していると市町村が認める者が含まれます。
3：〇 設問通りです。認知症カフェの開催じゃチームオレンジを含む様々な主体が運営を行うことができます。
4：× 認知症地域支援推進員の配置は必須ではありませんが、多くの地域包括支援センターで配置されています。このほかにも市役所や社会福祉協議会、認知症疾患医療センターなどにも配置されることがあります。
5：〇 設問通りです。