この問題は法改正により過去の試験と正答が異なります。
問題36次の記述のうち、より適切なものはどれか。2つ選べ。
( ケアマネジャー試験 平成30年度(第21回) 保健医療サービスの知識等 問題36)
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正解 2,5
高齢者の低栄養状態を改善するには、水分を多く摂取することが重要である。
1:× 低栄養状態はいくら水分を摂取したとしても改善はされません。炭水化物とタンパク質等の摂取を行うことのほうが重要です。
介護保険施設では、入所者全員について栄養ケア計画の作成が義務付けられている。
2:〇 第21回試験時は誤答でしたが、現在は栄養ケアマネジメントが基本サービスに組み込まれたため入所者全員について栄養ケア計画の作成が義務付けられています。作成しないと減算の対象です。
栄養マネジメント加算の要件には、栄養に関するスクリーニング、アセスメント及びケア計画の作成が含まれる。
3:× 栄養マネジメント加算は既に廃止されているため、選択肢として成立していません。そのため覚えなくても試験上問題ありません。
高齢になっても、味覚は低下しない。
4:× 加齢により味蕾が減少し味覚に影響を及ぼすとされています。
認知症の高齢者への食事摂取の促しとしては、声かけ、見守りなども重要である。
5:〇 設問通りです。認知症の高齢者は食事中でも意欲低下や集中力低下が発生することがあります。そのため見守りや声掛けなど適宜行うことも食事を適切に摂取するためには重要です。