令和元年(第22回)ケアマネ過去問 福祉サービスの知識等の問60

問題60成年後見制度について正しいものはどれか。3つ選べ。






( ケアマネジャー試験 令和元年度(第22回) 福祉サービスの知識等 問題60)
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正解 2,3,5

成年後見制度の利用の促進に関する法律では、国民が成年後見制度を利用する義務を定めている。

1:× 「国民は、成年後見制度の重要性に関する関心と理解を深めるとともに、基本理念にのっとり、国又は地方公共団体が実施する成年後見制度の利用の促進に関する施策に協力するよう努めるものとする。」と定められており、義務については記載がありません。

成年後見制度の利用の促進に関する法律では、成年被後見人の意思決定の支援を定めている。

2:〇 設問通りです。成年被後見人の意思決定の支援を定めています。

65歳以上の者につき、その福祉を図るため特に必要と認めるときは、市町村長は、後見開始の審判の請求をすることができる。

3:〇 設問通りです。四親等内の親族がいないなどの65歳以上の者につき、市町村長は後見開始の審判の請求ができます。

親族が成年後見人に選任される割合は、年々増加している。

4:× 親族が成年後見人となる割合は年々減少しています。弁護士や司法書士などの専門職が成年後見人を担うことが多いのが現状です。

任意後見契約は、公正証書によってしなければならない。

5:〇 設問通りです。任意後見契約は必ず公正証書によって行われなければならずそれ以外での契約は無効となります。

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