令和元年（第22回）ケアマネ過去問　保健医療サービスの知識等の問34

問題34在宅医療管理について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 腹膜透析は、血液透析に比べて食事内容の制限が多い。

2 人工的に造設した便や尿の排泄口のことを、ストーマという。

3 在宅経管栄養法で栄養剤を注入する際の体位は、座位又は半座位が望ましい。

4 在宅酸素療法の利用者が呼吸苦を訴えた場合は、ただちに酸素流量を増やす。

5 在宅中心静脈栄養法を実施している利用者が入浴する場合は、特別な配慮が必要である。

（ケアマネジャー試験令和元年度（第22回）保健医療サービスの知識等　問題34）
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正解　2，3，5

腹膜透析は、血液透析に比べて食事内容の制限が多い。

1：×　腹膜透析は血液透析と比べると食事制限は緩やかです。

人工的に造設した便や尿の排泄口のことを、ストーマという。

2：〇　設問通りです。ストーマには次のようなものがあります。

在宅経管栄養法で栄養剤を注入する際の体位は、座位又は半座位が望ましい。

3：〇　設問通りです。これは仰臥位や腹臥位だと栄養剤が逆流し気道に入る恐れがあるためです。

在宅酸素療法の利用者が呼吸苦を訴えた場合は、ただちに酸素流量を増やす。

4：×　自己判断で酸素流量を増やすことは厳禁となっています。必ず主治医に連絡し指示を仰ぎます。

在宅中心静脈栄養法を実施している利用者が入浴する場合は、特別な配慮が必要である。

5：〇　設問通りです。在宅中心静脈栄養法を実施している利用者は入浴が可能です。ただし、カテーテル挿入部の保護をしたりなど特別な配慮が必要となります。