問題28次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。
（ ケアマネジャー試験 令和3年度（第24回） 保健医療サービスの知識等 問題28）
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正解 3，4
1 血清クレアチニン値は、高齢者の長期にわたる栄養状態をみる指標として用いる。
1：× 高齢者の長期にわたる栄養状態をみる指標として主に用いられるのは血清アルブミン値です。
しかし、血清クレアチニンと栄養状態はまったく関係ないわけではなく、低栄養状態などにより筋肉量が低下している場合には血清クレアチニンは低下します。
指標としては用いないというだけです。
血清アルブミン値は、腎機能が悪化すると高値になる。
2：× 腎機能が悪化すると高値となるのは血清クレアチニン値です。
上腕や下腿の周囲長は、寝たきりなどで体重測定が難しい場合の低栄養の判定に使われる。
3：〇 設問通りです。寝たきりなどで体重測定が難しい場合には、上腕や下腿の周囲長の測定を行い栄養状態を判定します。
胸部X線検査は、心不全の診断にも有用である。
4：〇 設問通りです。
解熱せずに持続する発熱を、間欠熱という。
5：× 解熱せずに持続する熱は稽留熱です。