問題58生活保護制度について正しいものはどれか。3つ選べ。
( ケアマネジャー試験 令和4年度(第25回) 福祉サービスの知識等 問題58)
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正解 1,2,5
被保護者の収入として認定されるものには、地代や家賃等の財産収入が含まれる。
1:〇 設問通りです。被保護者の収入は労働の賃金などのほか地代や家賃の財産収入も含まれます。
要保護者が急迫した状況にあるときは、保護の申請がなくても、必要な保護を行うことができる。
2:〇 設問通りです。申請保護の原則がありますが、要保護者が急迫した状況にある場合、生活保護の申請が無くても保護が開始されることがあります。
介護施設入所者基本生活費は、介護扶助として給付される。
3:× 施設サービス費は9割(8割、7割)が介護保険給付から、1割(2割、3割)が自己負担分となっています。
この自己負担分は保護者の場合、介護扶助から給付されますが、介護施設入所者基本生活費は介護保険給付の対象ではありません。
介護保険の給付対象外の部分であるため、介護施設入所者基本生活費は、生活扶助から給付されます。
4 教育扶助は、原則として、現物給付によって行われる。
4:× 教育扶助は原則として金銭給付です。現物給付される給付は少なく、現物給付は医療扶助と介護扶助だけです。
介護扶助は、介護保険制度の保険給付の対象となる介護サービスと同等のサービスを、要保護者に対し保障する。
5:〇 設問通りです。介護扶助だからといって介護サービスの質に差をつけることは認められていません。