第25回ケアマネ過去問 福祉サービス分野の問55

問題55介護保険における小規模多機能型居宅介護について正しいものはどれか。3つ選べ。






( ケアマネジャー試験 令和4年度(第25回) 福祉サービスの知識等 問題55)
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正解 1,2,5

通いサービス、宿泊サービスごとに、1日当たりの同時にサービス提供を受ける利用定員の上限が定められている。

1:〇 設問通りです。小規模多機能型居宅介護の利用定員は覚えにくく、詳細な数字までは試験に出題される可能性は低いと考えていますので省きますが、通いサービス、宿泊サービスごとに1日の利用定員が異なり、それぞれ上限が定められています。

一の宿泊室の定員は、利用者の処遇上必要と認められる場合は、2人とすることができる。

2:〇 設問通りです。宿泊室の定員は原則として1人ですが、利用者の処遇上必要と認められる場合、例えば夫婦での宿泊といった場合などは2人とすることができます。

訪問サービスでは、身体介護の提供に限られる。

3:× 身体介護に限らず、訪問介護では難しい「安否確認だけ」、「服薬の見守りだけ」といった短時間の訪問も訪問サービスでは可能です。

宿泊サービスでは、利用者1人につき1月当たりの日数の上限が定められている。

4:× 宿泊サービスの月あたりの利用日数に制限はありません。短期入所生活介護や短期入所療養介護と混同しないよう注意しましょう。

指定小規模多機能型居宅介護事業所の登録者に対しては、その事業所の介護支援専門員が、居宅サービス計画を作成しなければならない。

5:〇 設問通りです。小規模多機能型居宅介護では、小規模多機能型居宅介護の介護支援専門員が居宅サービス計画を作成します。居宅介護支援事業所の介護支援専門員ではないため注意しましょう。

小規模多機能型居宅介護についてはこちらのページでポイントなどを詳細に解説しています。

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