第25回ケアマネ過去問 福祉サービス分野の問48

問題48ソーシャルワークに関する次の記述のうち、より適切なものはどれか。2つ選べ。






( ケアマネジャー試験 令和4年度(第25回) 福祉サービスの知識等 問題48)
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正解 1,3

クライエントの視点から、人生観や価値観等についての理解をより深めることが重要である。

1:〇 設問通りです。クライエントの考えや感情をできるだけ理解し、その人の持っている人生観や価値観を理解することが求められます。

家族や地域住民は、アウトリーチの対象に含まれない。

2:× アウトリーチとは、必要な助けが届いていない人に支援機関などの側からアプローチして支援を行なうことです。家族や地域住民もアウトリーチの対象に含まれます。

利用できる社会資源が不足している場合、新たな社会資源の開発が求められる。

3:〇 設問通りです。実際に社会資源を新たに開発するということは、特に地方では難しいチャレンジとなることが多いです。社会資源が不足している=地域のニーズを満たすことができていないことも多いため、社会資源の開発が求められます。

不衛生な環境に居住している認知症高齢者が、サービスの利用を拒否したため、本人の意向に従い、支援を中止する。

4:× 選択肢は困難事例への対応についてです。サービスの利用を利用者自身が拒否していても、支援が必要であると認められる場合には行政や地域包括支援センター、その他関係者等と連携し、利用者がなぜ拒否するかなどをアセスメントをしながら援助に繋げていくことが望ましいです。

「無断で家族に年金をすべて使われている」と高齢者からの訴えがあったが、家族間の問題であるため、「支援できない」と本人に伝える。

5:× このようなケースでは高齢者自身とその家族の話を傾聴し、お互いの主張や思いを把握しお互いの関係を調整していくことが望ましいです。

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