第25回ケアマネ過去問 介護支援分野の問10

問題10介護保険における第1号被保険者の保険料について正しいものはどれか。3つ選べ。






( ケアマネジャー試験 令和4年度(第25回) 介護支援分野 問題10)
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正解 1,3,5

政令で定める基準に従い市町村が条例で定める。

1:〇 設問通りです。第1号被保険者の保険料は各市町村が条例で定める保険料率に基づき算定されます。

保険料率は、おおむね5年を通じ財政の均衡を保つことができるものでなければならない。

2:× 保険料率はおおむね3年を通じて財政の均衡を保つことができるものでなければなりません。

普通徴収の方法によって徴収する保険料については、世帯主に連帯納付義務がある。

3:〇 設問通りです。普通徴収では、第1号被保険者の配偶者および世帯主に連帯納付義務が課せられます。

普通徴収の方法によって徴収する保険料の納期は、政令で定める。

4:× 普通徴収の保険料の納期は市町村が条例によって定めます。政令と条例は異なりますので注意してください。

条例で定めるところにより、特別の理由がある者に対し、保険料を減免し、又はその徴収を猶予することができる。

5:〇 設問通りです。保険料の減免となる特別な理由とは、以下のような事柄が当てはまります。

保険料の減免や猶予となる理由

・震災、水害、火災などで住宅や財産が著しく損害を被った場合
・主な生計維持者の死亡や重大な障害、長期入院等によって収入が著しく減った場合
・事業の廃止、著しい損失、失業などによって収入が著しく減った場合
・自然災害等による農作物の不作、漁業の不漁などで収入が著しく減った場合

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