問題42019（令和元）年度の第1号被保険者の状況について正しいものはどれか。2つ選べ。
（ ケアマネジャー試験 令和4年度（第25回） 介護支援分野 問題4 ）
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正解 2，5
前期高齢者数は、後期高齢者数の3倍を超えている。
1：× 2019年時点では前期高齢者は約1768万人、後期高齢者は1691万人です。後期高齢者の数は年々増えており、2023年のデータでは、前期高齢者が1734万人、後期高齢者が2005万人となりました。2022年に初めて後期高齢者の数が前期高齢者を上回りました。なお、総人口に占める高齢者の人口の割合は29.1％で、10人に1人が80歳以上となりました。
3,000万人を超えている。
2：〇 設問通りです。2019年時点では3400万人を上回っており、今後も増加し続ける予測です。
要介護及び要支援の認定者が占める割合は、40％を超えている。
3：× 第1号被保険者のうち、要介護・要支援認定を受けている者の割合は、2019年時点では約18.0％です。内訳は、要介護者13.0％、要支援者5.0％です。2024年現在の最新データでは、18.8％に上昇しています。内訳は、要介護者13.7％、要支援者5.1％です。
要介護及び要支援の認定者のうち、要介護3以上の者が占める割合は、50％を超えている。
4 ：× 2019年のデータによると、要介護及び要支援の認定者のうち要介護3以上の者が占める割合は約36.0％でした。その内訳は、要介護3が約14.0％、要介護4が約11.0％、要介護5が約11.0％でした。
2023年のデータによると、要介護及び要支援の認定者のうち、要介護3以上の者が占める割合は約37.8％でした。その内訳は、要介護3が約14.3％、要介護4が約11.6％、要介護5が約11.9％でした。
保険給付費のうち、居宅サービス及び地域密着型サービスが占める割合は、50％を超えている。
5：〇 設問通りです。保険給付は地域密着型＜施設＜居宅の順で大きく、地域密着型と居宅の保険給付を合わせると保険給付費の総額のうち60％を超えています。