無料でできるケアマネジャー試験対策問題 福祉用具②

次の問いに答えなさい。


問25 介護保険における福祉用具について正しいものはどれか。3つ選べ。

1. 利用者に交付する福祉用具貸与計画書は市町村にも交付しなければならない。

2. 介護支援専門員は、貸与しようとする商品の全国平均貸与価格を利用者に説明しなければならない。

3. 利用者から回収した福祉用具は、速やかに消毒し、消毒の行われていないものと区別して保管しなければならない。

4. 事業者は取り扱う福祉用具の品名や品名ごとの利用料等の必要事項が記載された目録を備え付けなければならない。

5. 短期入所生活介護を利用している利用者に対しても福祉用具貸与費を算定することができる。

解答
正解 3,4,5

1:× 市町村に交付することは義務付けられていません。福祉用具貸与計画書は利用者と介護支援専門員に交付する必要があります。

2:× 設問の内容は福祉用具専門相談員が説明します。

3:〇 設問通りです。

4:〇 設問通りです。

5:〇 福祉用具貸与費を算定することができないのは、次のサービスを受けている場合です。
・特定施設入居者生活介護
・認知症対応型共同生活介護
・地域密着型特定施設入居者生活介護
・地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護


問26 介護保険における福祉用具について正しいものはどれか。2つ選べ。

1. 特定福祉用具販売は居宅介護サービス費等区分支給限度基準額の範囲で利用することができる。

2. 特定福祉用具の購入費は現物給付で支給される。

3. 利用者が複数の福祉用具を貸与する場合、通常の貸与価格から減額することができる。

4. 特殊寝台と一体的に使用されるマットレスは福祉用具貸与の対象である。

5. 要支援者は原則として福祉用具の貸与を受けることができない。

解答
正解 3,4

特定福祉用具販売は、独自の居宅介護福祉用具購入費支給限度基準額が設定されています。
1年間に10万円が支給限度基準額で、実際に購入に掛かった費用の9割〜7割が償還払いで支給されます。

3:〇 設問通りです。減額することができるだけで、「しなければならない」わけではありません。

4:〇 設問通りです。

5:× 要支援者も福祉用具貸与を受けることができますが、借りることができる用具が限定されています。


問27 要支援者が貸与を受けることができる福祉用具について正しいものはどれか。3つ選べ。

1. 手すり

2. 歩行器

3. 床ずれ防止用具

4. 車いす

5. 持ち運びが容易なスロープ

解答
正解 1,2,5

要支援者が貸与を受けることができる福祉用具は以下の5つです。
・手すり
・杖(一点杖を除く)
・歩行器
・スロープ
・尿のみを自動的に吸引する機能を持つ自動排泄処理装置(本体のみで、交換可能部品は特定福祉用具)


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